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2006年 04月 13日
散りゆく、淡い紅色を
慈しむようにカエルは鳴く。 静かに。 萌えゆく、鮮やかな若葉色を 迎えるようにカエルは鳴く。 賑やかに。 あの円い月、の下で 何万年と繰り返されているこの光景の 今日という日に、偶然 僕はそこにいる訳だけれど。 その日、その場所で、生まれる感覚や もちろんそこにいる僕自身の存在も 必然であり、宿命である。 と、カエルは鳴いていたよ。 - 雨の帰り道 -
by asntbs
| 2006-04-13 00:13
| すきなもの
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